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ライブ配信の費用相場|金額が変わる5つのポイントと見積もりの見方

ライブ配信
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ライブ配信の費用は、カメラの台数、配信と準備にかかる時間、会場の条件で大きく変わります。講演会やセミナー、式典の配信のご相談でも、最初に聞かれるのはたいてい「だいたい、いくらくらいかかりますか?」です。

ライブ配信の費用相場は「数万円〜数十万円」

まずは全体像です。複数の配信会社が公開している料金を比べると、小規模な配信と本格的な配信で、価格帯がはっきり分かれます。

会社公開されている料金の例主な条件税
A社(東京都新宿区)1カメ 10万円(ビデオカメラ1台+サブカメラ1台)/2カメ 11万円/3カメ 12万円/4カメ 13万円カメラマン1名。スイッチャー、エンコーダー、配信用PC、モバイルルーターなどを含む。カメラマン追加・スイッチング担当追加は各3万円税込
B社カメラ1台 6.4万円/2台 9.8万円/3〜4台 18.8万円実例として「2時間のセミナー・1カメラ・スタッフ1名で6.4万円」「4時間のハイブリッド講演・2カメラ・スタッフ2名で19.3万円」を掲載税別(3〜4台は表記なし)
C社(東京都内)シンプル配信 9万円〜(2名・4時間、撮影なし)/セミナー・ウェビナー 27万円〜(3名・6時間)/おまかせ 50万円〜(4名・8時間)延長は1時間あたり2万円〜(シンプル配信・営業時間内)。事前の会場下見は1回3.5万円税別

※各社の公式ページに掲載されている2026年10月時点の金額です。出典は記事末尾にまとめています。

並べてみると、おおむね次のような目安になります。

  • カメラ1台・2時間前後の小規模な配信:数万円〜10万円前後
  • カメラ2〜3台で映像を切り替える配信:10万円前後〜20万円台
  • 長時間・多カメラ・演出の多い配信:数十万円

同じ「カメラ2台」でも、会社によって含まれるスタッフの人数や時間が異なります。金額だけを並べるより、「何が含まれているか」をそろえてから比べると、差がどこから来ているのかが見えてきます。

配信卓でスイッチャーと配信用PCを操作するアイフィルムのスタッフ

金額を左右する5つの要素

ライブ配信の見積もりは、主に次の5つの要素の組み合わせで決まります。

1. カメラ台数と映像の切り替え

カメラ1台の固定撮影なら、機材も人も最小限で済みます。2台以上になると、映像を切り替える「スイッチャー」という機材と、その操作担当が必要になります。登壇者の寄り、会場全体、スライド資料などを切り替えると見やすさは大きく上がりますが、機材とスタッフの分だけ費用が加わります。

スライド資料を大きく映して登壇者を小窓で重ねる「ワイプ合成」や、名前や肩書きを表示する「テロップ」も、事前準備と当日の操作が増える項目です。

2. 配信時間と拘束時間

見積もりは、配信している時間に加えて、設営、リハーサル、本番、撤収までを含めた「拘束時間」で計算されることが一般的です。2時間の講演でも、設営とリハーサルに2〜3時間かかれば、スタッフの拘束は半日になります。前日設営が必要な会場や、朝早い開始、終了が遅い場合も金額に影響します。

3. スタッフの人数

小規模な配信は1〜2名でも対応できますが、カメラマン、スイッチング担当、配信管理(配信画面やコメントの監視)、音声担当と役割が増えるほど人数も増えます。C社の料金表でも、プランごとにスタッフ数が2名・3名・4名と段階的に設定されています。

4. 回線と会場の条件

配信の安定性を左右するのがインターネット回線です。会場に有線の回線があり、速度が十分であれば追加費用は抑えられます。回線がない会場や、人が集まって携帯電話の電波が混み合う会場では、モバイル回線や衛星回線などを別途用意する必要があり、その分の費用がかかります。

ほかにも、会場の音響設備を使えるか、電源の場所、ステージから配信卓までの距離、設営に使える時間なども見積もりに関わります。

5. 配信先・アーカイブ・収録

YouTube Live、Zoomウェビナーなど、どこに配信するかによって準備が変わります。配信後に録画データを納品するか、不要な部分をカットしてアーカイブとして公開するか、別会場の分科会を収録するかなど、「配信後」の作業も費用の対象です。C社ではアーカイブ動画の納品を1本1万円(編集は別途)としています。

配信方法の選び方は「YouTubeライブ・Zoomウェビナー、配信方法の選び方」で、録画を後から見てもらう運用は「オンデマンド配信とは?」で詳しく解説しています。

見積書を受け取ったら確認したいこと

見積書は、次の項目をそろえて見ると比べやすくなります。

確認する項目見るところ
含まれる時間配信時間だけか、設営〜撤収までの拘束時間か。延長料金の単価
スタッフの人数と役割カメラマン、スイッチング、音声、配信管理を誰が担当するか
機材カメラ台数、マイク、スイッチャー、予備機材の有無
回線会場の回線を使う前提か、モバイル回線などを持ち込むか
配信後の作業録画データの納品、アーカイブ用の編集、納品形式
出張費・前日設営移動費や宿泊費、前日の搬入・設営が別途かどうか
税税込か税別か

特に「一式」とまとめて書かれている場合は、内訳を聞いておいてください。動画制作全般の見積もりの考え方は「動画制作の見積もりはどう決まるのか」もあわせてご覧ください。

アイフィルムの料金の目安と配信事例

アイフィルムのライブ配信は、カメラ1〜2台・配信2時間までのライト配信を6.5万円(税別)から承っています。講演会・学会向けのスタンダード配信は15万円から、会場スクリーンと配信を同時に行うハイブリッドは30万円からです。

カメラ5〜8台を使うフル中継は60万円からで、内容を伺って個別にお見積りします。プランとオプションの単価はライブ配信のページに載せています。

会場に音響設備がない場合は、音響PAも一緒にお任せいただけます。音響PAは当日基本料金6万円/日(機材+オペレーター1名・税別)からで、料金の詳細は音響PAのページに掲載しています。

学会・研究大会の配信

全国規模の研究大会で、メイン会場のYouTubeライブ配信と、分科会のアーカイブ配信を担当しました。3台のカメラで引き・寄り・客席を切り替え、プロジェクターに映すスライドを直接取り込んで登壇者をワイプで重ねる構成です。別会場の分科会は収録・編集してから、視聴期間を設定して限定公開しました。(学会配信の事例)

選挙・公開討論会の配信

公開討論会を5台のカメラで配信し、アーカイブが1時間で1万回再生された事例や、回線の弱い会場から2,000人規模の演説会を配信した事例があります。演説会では、衛星回線のStarlinkと複数の携帯回線を束ねる「回線ボンディング」で、1本が切れても配信を続けられる体制を組みました。(選挙・公開討論会配信の事例)

ハイブリッド開催(会場+Zoom)

新潟市内のホテルでの講演会で、会場のプロジェクターには資料だけを、Zoomウェビナーには資料と登壇者のワイプを、それぞれ同時に送りました。設営から本番まで短時間で完了しています。(ハイブリッド配信の事例)

見積もりを依頼するときに伝えたい情報チェックリスト

次の情報がそろっていると、精度の高い見積もりを早くお出しできます。決まっていない項目は「未定」で大丈夫です。

  • 開催日と、配信の開始・終了時刻(会場に入れる時間も)
  • 会場名と部屋(下見ができるかどうか)
  • イベントの内容(講演、パネルディスカッション、式典など)と登壇者の人数
  • 配信先(YouTube、Zoomウェビナー、その他)と公開範囲(一般公開、参加者限定)
  • 見せたいもの(登壇者の表情、スライド資料、会場の様子)とカメラ台数の希望
  • 会場のインターネット回線の有無(有線LANが使えるか)
  • 会場の音響設備を使えるか
  • オンラインからの登壇者や質疑応答があるか
  • 配信後の録画データ・アーカイブ編集の要否
  • ご予算の目安

ご予算を先にお伝えいただくと、その範囲で優先順位をつけた構成をご提案しやすくなります。

よくある質問

Q. 一番安く配信するにはどうすればよいですか?

カメラを1台に絞り、会場の有線回線と音響設備を使える条件にすると、費用を抑えやすくなります。スライド資料を見せたい場合は、カメラを増やすよりも資料の映像を直接取り込むほうが、見やすさと費用のバランスがよいこともあります。

Q. 会場にインターネット回線がなくても配信できますか?

モバイル回線や衛星回線を持ち込めば配信できます。アイフィルムでは、人が集まって携帯回線が混み合う会場から、衛星回線と複数の携帯回線を束ねる方法で配信した実績があります。回線を用意する分の費用がかかるため、早めに会場の状況をお知らせください。

Q. 配信した映像は後から見られるようにできますか?

できます。配信をそのまま録画データで納品する方法と、不要な部分をカットしてアーカイブとして公開する方法があります。公開範囲や視聴期間も設定できます。

Q. 依頼はどのくらい前にすればよいですか?

下見や回線の確認に時間がかかるため、日程が決まった段階でご連絡いただけると助かります。急ぎの場合もご相談ください。3日前のご依頼で、機材・スタッフ・回線をそろえて配信した実績があります。

チェックリストに「未定」が残っていても相談できます

アイフィルムは糸魚川本社と新潟支社を拠点に、新潟県内のライブ配信を担当しています。カメラ1台の小さな配信から多カメラの中継、音響PAとのセットまで、ご予算と目的に合わせて構成を組みます。出張費は会場の場所に合わせてお見積りに含めます。

会場に並べた配信用のカメラと三脚

参考にした情報
  • 7年連続いといがわキャリアフェスティバルの音響・映像・会場設営
  • 国家資格二等無人航空機操縦士(夜間・目視外の限定解除)
  • 電気工事士イベントの仮設電源も自社で施工
  • 自治体の案件新潟県内の入札・プロポーザルに参加
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