【実績】上越 ライブ配信(5カメラ)を担当|公開討論会の配信業務
- 京平 小池

- 12月13日
- 読了時間: 3分
更新日:12月13日
合同会社アイフィルムの小池です。今回は、**上越青年会議所さま主催の「上越市長選 立候補予定者による公開討論会」**にて、YouTubeライブ配信(5カメラ)を配信業務一式で担当しました。上越妙高タウン情報

イベント概要(上越市長選 公開討論会|YouTube配信)
公開討論会は2025年10月16日に開催され、上越青年会議所のYouTubeで配信されました。 また、記事内でも「6人による公開討論会」「YouTube配信」について触れられています。 joetsutj.com+1
※現在アーカイブは非公開です。
担当範囲(配信業務一式)
今回の対応は「配信だけ」ではなく、映像×音×運用をまとめて現場に入っています。
配信業務一式(設営〜本番オペレーション)
5カメラ運用
蓋画(サムネ)制作
音の設定(登壇者マイク → ラインで配信/会場スピーカー)
地元テレビ局への音声提供(ライン)

当日の体制(スタッフ人数・役割)
現場:3名(アイフィルム)+代理店:1名
少人数でも回るように、事前に「役割」と「トラブル時の逃げ道」を固定してから現場入りしました。

一番気を遣ったポイント:
配信を安定させるために“あえて”ビットレートを下げた
ライブ配信って、映像の綺麗さ以上に**「止まらないこと」**が正義です。
今回は回線状況の揺れを想定して、あえてビットレートを下げて安定運用に寄せました。結果として、視聴体験を崩さず最後まで走り切れました。

ヒヤッとしたトラブル:
近くのダンススクールのマイクが混線
当日、会場近くでやっていたダンススクールのマイクが混線して、会場音に影響が出そうになった瞬間がありました。
ただ、そこで慌てずに
チャンネル/周波数まわりの確認
現場での結果調整(再設定・当たりどころを探す)で回避。
こういう「現場あるある」こそ、音声設計を“保険込み”で組む理由だなと改めて思いました。

成果:アーカイブが「1時間で1万回再生」を突破
配信後、アーカイブが1時間で1万回再生を超え、一気に視聴が伸びました。「止まらない配信」に寄せた判断が、こういう結果にもつながったと思っています。
現場で効いた運用メモ(同じ案件に強くなるポイント)
今回の学びを、次の現場でも再現できるようにまとめるとこんな感じです。
1)回線が不安なら、画質より安定(ビットレートは“攻めない”)
上げるより、落として完走が優先
視聴者は画質より「止まる・音ズレ」に敏感
2)音は「会場」「配信」「提供先」で出口が違う
会場PA:ハウりやすい/空間鳴りが出る
配信:聞き取り最優先
テレビ局提供:受け側の運用前提(レベル・ノイズ管理)
3)混線は“起きる前提”で備える
予備プラン(逃げ)を決めておく
触れる範囲(機材/設定)を最初から整理
まとめ:
上越のライブ配信(最大8カメラ)も、映像・音・運用を一括対応できます
公開討論会のような現場は、止められない/やり直せないのが前提です。だからこそ、カメラ台数や配信設定だけでなく、音声ライン、提供対応、当日の判断まで含めて設計しておくのが本当に大事だと感じました。




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