【実績紹介】いといがわキャリアフェスティバルで映像制作・イベント設営をワンストップ担当しました
- 京平 小池

- 12月9日
- 読了時間: 6分
いといがわキャリアフェスティバルで映像制作・イベント設営を担当しました
合同会社アイフィルムの小池です。今回は、地元・糸魚川市で毎年開催されているキャリア教育イベント**「いといがわキャリアフェスティバル(キャリアフェスティバルいといがわ)」**での実績をご紹介します。
立ち上げ期から約5年にわたり、映像制作・音響・イベント設営・電源工事・記録撮影・ブース出店まで、ワンストップで関わらせていただいています。
いといがわキャリアフェスティバルとは?
「キャリアフェスティバルいといがわ」は、糸魚川市内4中学校の3年生全員を対象にしたキャリア教育イベントです。itoigawa.ed.jp
対象:市内4中学校の3年生
会場:市民総合体育館
内容:中学生が地域で働く大人と対話し、仕事や生き方に触れるキャリア教育事業
出展事業所:50社前後(年度により変動)
文部科学省の事例集にも取り上げられており、糸魚川市のキャリア教育の象徴的な取り組みとして評価されています。文部科学省
アイフィルムの担当業務一覧
いといがわキャリアフェスティバルでは、以下のような業務を一括で担当しました。
イベント設営・会場レイアウト設計
5カメ体制での撮影・当日エンドロール制作
音響ブース設計・オペレーション
オープニング等の動画制作(事前映像・当日上映映像)
記録写真・記録動画の撮影
ブレーカー設置等の電気工事
クリエイティブ系のブース出店(おまけ的関わり)
ここからは、それぞれを少し詳しくご紹介します。



制作チーム体制について
当日の映像・音響・運営を支えるために、以下の体制で臨みました。
カメラ台数:5台
カメラマン:3人
音響スタッフ:2人
サポートスタッフ:2人
合計7名+5カメ体制で、会場全体の動きと生徒の表情を逃さない撮影・運営を実現しています。
イベントの設営・レイアウト設計
体育館という大きな箱の中で、
ステージ
スクリーン・プロジェクター
音響ブース
企業ブース
配線・電源ライン
をどう配置するかで、**「見え方」「聞こえ方」「安全性」**が大きく変わります。
アイフィルムでは、
会場レイアウトの設計
映像・音響を前提にしたゾーニング
ケーブルや電源位置を踏まえた設営計画
他業者・主催者との事前打ち合わせ
などを行い、**「学びに集中できる環境」と「トラブルの少ないオペレーション」**を両立する設計を行いました。

5カメ体制での撮影と当日エンドロール制作
5台のカメラで中学生と大人の表情を逃さない
メインステージ用カメラ
会場全景を押さえる俯瞰カメラ
ブース間を回遊するドキュメンタリー撮影用カメラ
生徒の表情に寄るカメラ
バックアップ・サブアングル用カメラ
という形で、5台のカメラを配置し、**「対話の瞬間」や「真剣な表情」「楽しそうなリアクション」**を多角的に記録しました。
カメラマン3人が連携しながら、
絵柄のバランス
尺のコントロール
編集を意識したカット割り
を意識して撮影することで、**“あとで編集しやすい素材”**をその場で集めています。

当日中に完成させる“撮って出し”エンドロール
撮影した映像は、会場裏でスタッフが同時進行で編集。
オープニング
ブース体験の様子
生徒たちの笑顔・驚き・真剣な表情
地元企業の方々のメッセージ
をつなぎ合わせて、その日のラストに上映するエンドロールを当日中に仕上げています。
「自分たちの姿がスクリーンに映る」体験は、中学生にとっても先生方にとっても、イベントの印象を強く残す演出になっています。
音響ブース・オープニング映像・電源工事までワンストップで
音響ブースの設計・オペレーション
音響スタッフ2名で、
ワイヤレス/有線マイクの設計・仕込み
来賓挨拶・進行アナウンスの音量バランス
BGM・SE(効果音)のキュー出し
ハウリング対策・モニター環境の調整
を担当しました。
中学生・先生・企業担当者など、マイクを使う人が多いイベントだからこそ、**「誰が話しても聞き取りやすい音」**を目指して細かくチューニングしています。
オープニング等の動画制作
イベントのスタートを彩るオープニング映像や、会場内でループ再生するインフォメーション映像も制作しました。
キャリアフェスのコンセプト紹介
糸魚川で働く大人のインタビュー
注意事項・当日の流れの案内
などを一つの映像にまとめることで、「なんのためのイベントか」が一目で分かる導入を意識しています。
ブレーカー設置等の電気工事
映像・音響・照明・各ブースの機材が問題なく動作するように、
ブレーカーの設置
回路ごとの負荷分散
延長ケーブル・電源タップの配置計画
ケーブル養生(見栄えと安全性の両立)
といった、電源周りの設計・簡易電気工事も合わせて対応しています。
「映像はプロに頼んだけれど、電源のことは誰もわからない…」という状況になりがちな中で、電源設計から一緒に考えられる制作パートナーとしてお手伝いしているのが特徴です。
記録写真・動画撮影とブース出店
記録用の写真・動画撮影
会場全景
各ブースの様子
中学生と企業担当者の対話シーン
実行委員・先生方の動き
などを記録し、翌年以降の広報・報告書・実施報告映像にも使えるような素材として納品しています。
クリエイティブ系ブースとしての出店
制作会社としての裏方業務だけでなく、**「映像・音楽制作ってどんな仕事?」**を紹介するブースも出店しました。
映像編集画面の紹介
使用機材の展示
「クリエイターとして働く」という選択肢の提示
などを通して、中学生にクリエイティブな仕事のリアルを伝えています。

立ち上げから5年間、継続して関わり続けている理由
いといがわキャリアフェスティバルには、初期の立ち上げから約5年間、継続して携わっています。
継続しているからこそ、
会場特性や運営フローを理解した上で、毎年アップデート提案ができる
映像・音響・レイアウトの改善点を積み重ねられる
主催者・学校・企業の意図を汲んだ表現がしやすくなる
といったメリットが生まれています。
特に大切にしているのが、市の担当者さまと毎年行う事前打ち合わせと、終了後の振り返りミーティングです。
今年のねらい・テーマ
昨年のよかった点・改善したい点
生徒や先生方からの声
安全面・運営面での課題
などを丁寧にヒアリングし、
オープニング映像のトーンや構成
会場レイアウト・動線設計
音響・電源周りの見直し
記録映像の撮り方・残し方
まで、毎年細かくブラッシュアップしています。
そして何より、**「地元で育つ中学生が、働く大人をかっこいいと思える場づくり」**に、映像・音響という形で貢献できることが、このプロジェクトに関わり続けている一番の理由です。
自治体・学校関係者の方へ|イベント映像・音響のご相談について
いといがわキャリアフェスティバルのような、
キャリア教育イベント
地域企業と子ども・学生をつなぐイベント
フォーラム・シンポジウム・セミナー
などを企画されている自治体・学校・各種団体の方へ。
合同会社アイフィルムでは、
オープニング動画・エンドロールなどの映像制作
マイク・BGM・SEを含めた音響設計・オペレーション
体育館・ホールを前提にした会場レイアウト・設営サポート
ブレーカー設置を含む電源設計・簡易電気工事
記録写真・記録動画の撮影・編集
まで、イベント全体を通したワンストップサポートが可能です。
「教育的なメッセージは大切にしつつ、 参加者にとって忘れられない一日にしたい」
そんなイベントをご検討中でしたら、ぜひ一度ご相談ください。




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