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【実績詳細】「ネット環境が弱い」会場で高市総理の演説を完全生中継。2,000人の熱気を届けるための技術と工夫

  • 執筆者の写真: 京平 小池
    京平 小池
  • 1 日前
  • 読了時間: 5分

1. はじめに:失敗が許されない「3日前」の緊急依頼


2026年2月。私たち合同会社アイフィルムに、非常に重要なミッションが託されました。 高市早苗総理大臣の演説ライブ配信です。

会場は2,000人以上の聴衆で埋め尽くされる大会場。現職総理の言葉を全国へ届けるこの配信において、「映像が止まる」「音が聞こえない」といったミスは許されません。 しかも、準備期間はわずか3日間

一般的に、これほど大規模な配信には数週間の準備が必要です。しかし、私たちはこの短期間で機材、スタッフ、そして**「独自のインターネット回線」**を準備し、完璧な配信を成功させました。

なぜ、そんなことが可能だったのか? その裏側にある技術とこだわりを公開します。



2. 最大の壁:「5Gがあるのに繋がらない」現象をどう突破したか


なぜ、人が集まるとスマホが繋がらなくなるのか?

イベント会場で「アンテナは立っているのに、LINEもSNSも送れない」という経験はありませんか? これは**「輻輳(ふくそう)」**と呼ばれる現象です。基地局の処理能力を超え、データの渋滞が起きている状態です。


今回の会場もまさにその状態でした。2,000人のスマホが一斉に通信しようとする中で、現地の携帯回線を使って配信すれば、映像はカクつき、最悪の場合は停止してしまいます。


解決策:地上がダメなら「宇宙」と「束ねる技術」を使う

私たちは現地の不安定な電波には一切頼らず、独自の回線を持ち込みました。

  1. 衛星インターネット「Starlink(スターリンク)」

    • 混雑している地上の基地局を通さず、宇宙にある衛星と直接通信します。これにより、会場がどれだけ混雑していても、私たちだけは「専用の高速道路」を使っているような快適な通信を確保しました。

  2. 7本の回線を束ねる「Peplink(ペプリンク)」

    • Starlinkに加え、ドコモやauなどの回線を合計7本用意し、それらを特殊なルーターで「1本の太い回線」に束ねました(ボンディング技術)。

    • もし1本の回線が切れても、他の6本が即座にカバーするため、映像が途切れることは物理的にあり得ません


この強固なシステムにより、一般のお客様が「ネットが遅い」と困っている横で、私たちは安定した高画質配信を続けました。



3. 映像:ただ記録するだけではない。「心」を動かす5カメ体制


「ライブ配信=固定カメラを置いておくだけ」と思っていませんか? それでは、会場の熱気や演説の迫力は伝わりません。私たちは5台のカメラを駆使し、まるでテレビ番組やドキュメンタリー映画のような映像を作り上げました。


① 映画のような質感「シネマティック・カメラ」

メインのカメラには、映画撮影でも使われる**「Sony α7S III」**を採用しました。 一般的なビデオカメラと違い、背景を美しくぼかすことができます。これにより、演説する総理の姿を浮き立たせ、その表情や言葉の重みを視聴者に強く印象付けました。


② 会場を浮遊する「スタビライザー撮影」

カメラマンが**「DJI RS 4」**という手ブレ補正機材を持って会場中を動き回りました。 聴衆の真剣な眼差し、拍手する手元、そして総理の入場シーン。固定カメラでは絶対に撮れない「生きたアングル」を差し込むことで、視聴者を飽きさせません。


③ 無人で動き続ける「自動化クレーン」

少人数のスタッフでもリッチな映像を作るため、**「Edelkrone(エーデルクローン)」**という電動装置を導入。 カメラが自動でゆっくりと上下左右に動き続けることで、静かな場面でも画面に奥行きと動きを与え続けました。




4. 音声:言葉を届けるための「ノイズ徹底除去」


政治家の演説やセミナーにおいて、映像以上に重要なのが「声」です。 「サーッ」というノイズが入ったり、声が割れていたりすると、視聴者はすぐに離脱してしまいます。

  • クリアな音の確保: 会場のマイク音声を直接ラインケーブルで受領。

  • ノイズ対策: 照明機材などから発生する「ブーン」という電気ノイズを除去するために、**「ICECUBE」**という専門機材を間に挟みました。

結果、総理の息遣いや、言葉の「間」までが鮮明に伝わる、放送局レベルのクリアな音質を実現しました。



5. 結果:別会場とも「ラグなし」で繋がる一体感

本会場に入りきれない方のために、近くの建物に「サテライト会場」が設けられました。 ここには、私たちが配信しているYouTube映像を大型スクリーンに投影しました。

ここで重要だったのが**「低遅延(ラグをなくす)」設定**です。 本会場の拍手音が聞こえる距離で、映像が10秒も遅れていたら興ざめです。私たちは特殊な設定を行い、遅延を極限まで短縮。

総理が「ありがとうございました!」と言った瞬間、本会場とサテライト会場の両方で同時に拍手が巻き起こる。そんな一体感のある空間を作り出すことができました。



大切なイベントの配信は、アイフィルムにお任せください


今回のプロジェクトは、「ネット環境が悪い」「準備期間がない」「失敗できない」という高難易度な案件でした。 しかし、アイフィルムの技術力と機動力があれば、どのような環境でも最高品質のライブ配信が可能です。


私たちにお任せいただければ、以下のことをお約束します。

  1. どこでも配信: ネットがない場所、人が多い場所でも、独自の回線を持ち込みます。

  2. テレビ品質: プロの機材とカメラワークで、視聴者を惹きつける映像を作ります。

  3. ワンストップ対応: 音響、撮影、配信、ネット構築まで、全て丸投げでOKです。

「社運をかけたイベントがある」 「VIPを招く式典を中継したい」 「他社に断られた難しい環境だけど配信したい」


そんな時は、ぜひ一度ご相談ください。 あなたの「伝えたい」を、私たちが確かな技術で、確実に世界へ届けます。


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